Archive for the ‘iPhone / iPod touch / iPad’ Category
Piano Kit(日本語、English)のver 3の開発が大詰めです。あとは抜けがないかなど、チェックと修正が主です。
このバージョンの大きな特徴はGuitar Kit 6(日本語、English)ゆずりのChart View(コードフォーム一覧)の機能強化です。
Chart Viewは2つの機能を持つことになります。
1つは従来通りのコードブック機能、そしてもう1つは楽曲のコード進行です。
楽曲のコード進行にある程度対応させるために、各コードフォームはビート数を指定できるようになりました。また、コード進行はパソコンなどで楽曲制作にすぐに活用できるように、SMF(Standard MIDI File)の出力ができます。コード名はマーカーとして書き出されます。
また書き出したSMFを再度読み込むこともできるので、複数の楽曲用にChart Viewをすぐに入れ替えられます。
またユーザーが作成したコードフォームなどのすべてのデータは、いつでも書き出し、読み込みができるので、これまで以上に安心してご利用できます。
もちろん、既存ユーザー様は無料でアップデートできます。
それでは、Piano Kit 3の登場まで、今しばらくお待ちください。
All apps are pass the simple test for iOS 9. Yes, work fine!
簡単なテストをした限り、提供中のアプリすべてが iOS 9 で問題なく動くことを確認しました。安心して、ご利用ください。
//therootage.com/iphone/
iOS向けギター・コードフォーム・アプリ「Guitar Kit 6」がリリースされました!
これはコードフォームの一覧表示(Chart)とSMFの入出力を含む、大きな飛躍となるアップデートです。
ぜひダウンロードしてください!
//therootage.com/iphone/guitar-kit-ja/
変更点はこちら
—
Guitar Kit 6 released!
This is the best guitar chord form app for iOS.
This update includes big changes (Chart, SMF).
//therootage.com/iphone/guitar-kit-en/
Check it out!
Changes note is here.
This image is temporary one for development.
現在開発中のGuitar Kit(日本語、English)の新しいバージョンの画面です。
Piano Kit(日本語、English)のように、好きなコードフォームを一覧表示できるChartビューを備えています。これは昨日撮影した画像で、Piano Kitと同じように右上のEditボタンを押すとDoneを押すまで、コードフォームを並べ替えたり、削除したりできます。
スクリーンショットは、Editボタンを押したあと、コードフォームを移動してるとこです。「ー」ボタンはEditボタンを押した時だけ表示されるので、普段はこんなにうるさい画面じゃありません(^_^;
まだ開発中で、やっと昨日このようにできたばかりなので、リリース時にはもう少し、あるいはまったく別の表示になるかもしれません。ようやくiPhoneのシミュレータ上で実装できたとこで、これから実機でも適切かどうかなど、様子を見て最適化をします。あと、iPadでも同じ表示でいけるかチェックします。同じ表示でいけるとたくさんのコードフォームがいっぺんに表示できますね。
あと、今日からこのコード一覧をプレイできるサウンドエンジンを移植するんですが、もし可能なら将来のPiano KitやChord NOTE(日本語、English)にも反映できる、より優れたものを搭載できるか検討しようと思います。
それから、今リリースしてるMusicジャンルのアプリは、音を出すのが仕事なのでサイレントモードでもユーザーが触れば音が鳴るようになっているのですが、今後はさらに他のミュージックアプリの再生を止めないようにできるか検討します。そうすると、バックで演奏を聴きながら、アプリ内でコードを鳴らしてみたりといったことができるかも?なので。
そっから先はTODOリスト確認します。まだ、いっこも将来やるべきリストに目を通さないまま、開発を始めてしまいました(笑)
あっ、MIDIファイルの出力とかもありましたね!
ここら辺も、Chord NOTE, Piano Kit, Guitar Kitがそれぞれ協調しての活用ができないか、いろいろ模索しようと思います。
ということで、夏には新しいバージョンがリリースされますよ!ってことで。
iPhoneアプリの開発をしていると他人の作ったソースコードもしくはライブラリを使用することがあります。
その時、ぼくの立場の場合、どのように利用する、しないを判断しているのかを明かします。
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まず、オープンソースでない無料のライブラリは、そのアプリに必須のサービスを提供しているもの以外使いません。ぼくの場合、広告を表示するサービス、プッシュ通知をするサービスがそれに当たるでしょう。
ソースコードがオープンでないので、万が一そのライブラリに問題があった場合、提供元がその問題を修正しない限り、安全なアプリは提供できません。しかし、広告を表示するサービス、プッシュ通知を提供するサービスはいずれも他の会社のサービスに逃げることが可能です。
ですから、安心して現状利用できます。
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オープンソースのライブラリの場合はどうでしょう?
オープンソースにもいくつか種類があります。ぼくの場合は自分のアプリでは、完全に自由にできて、なんの拘束もないもののみを使用します。つまり改変できて、自分のアプリのソースコードを公開する必要もないものです。
次に、大規模でなく、導入が簡単なものである必要があります。
個人で開発していますので、大規模なソースコードをくまなくチェックすることは不可能です。
何か問題が起こった時に、すばやく自分で対処できる必要があります。
対処するためには、あまりに高度なやり方をしているものは使用できません。中でやっていることが分からなければ、修正できないからです。
導入が簡単というのも、基本同じ理由からです。
基本、自分のプロジェクトにファイルをドラッグ&ドロップすればそれでOKというものを選びます。通常はこれに、必要なAppleがもともと提供しているフレームワークをリンクしてやります。
基本、これだけやれば十分なもののみを使用します。
がしかし、オープンソースでないライブラリなどは、
あまりしたくないですが、もし必要なら、そのソースコードが利用しているフレームワークを探すパスを指定してやります。
これもあまりしたくないですが、リンカフラグに指定された文字を記入します。
ここまでなんとかやることがあります。
しかしこれ以上なにか右往左往するようなものは絶対に選びません。
また、小規模なものなら、何にもしなくて済むようにあらかじめ修正して、導入しやすく改変して、それをプロジェクトにドラッグ&ドロップだけで使用できるようにします。
それから、通常動作には影響がないことが多いですが、コンパイル時に出る警告はまったくなくなるまで必ずソースコードや設定を修正します。
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つまり、これらから言えることは自分の身の丈にあったもののみを使用するということです。
言い換えると、がんばれば自分でも作れる、あるいはそれを参考にすればすべて理解した上でどのようにでも自分の力で扱えるもののみを使用します。
世の中には多くのオープンソースのライブラリがあって、それを使えば魔法のような機能を提供するものもあるかもしれません。でもそれが自分の手に負えないようなものならば、ぼくの場合は手を出すべきではないと考えます。
というのは、自分が公開・販売しているアプリは、自分ですべての責任を負いたいからです。
誰それのせいで自分のアプリが動かなくなっちゃった、勘弁ね!というのでは今まで積み上げてきたブランドネームを傷つけることになります。
と、これが今のところの自分の体制での、他人のソースコードやライブラリについての扱い方の指針でした。
あなたが何らかの開発をしているならば、参考になる部分もあったかもしれません。
そして、もしあなたがユーザーならば、安心して利用出来るなと思ってもらえると嬉しいです。
それでは!