今回はiPhone/iPadアプリ開発の経過報告になります。
すでに今年の早い時期に、Guitar Kit(日本語, English)のユーザーでChord NOTE(日本語, English)のユーザーでもある海外の女性から、ぜひコードを自分の使ってる制作環境に取り込む手段が欲しいとご要望いただいておりました。
そのこともあって、公開している音楽系のアプリからMIDIファイルを出力する機能を調査しておりました。
よくご覧ください、テスト画像です。iPhoneアプリで制作したMIDIファイルをLogic Pro Xに正常に読み込ませられた画像です。
上の方、テンポが120から140に、拍子が4/4から2/4に変更できているのが確認できるでしょう。
その下に1つあるトラックにトラック名もつけられております。トラックの中にはきちんと音が入っていることが画像の下の方のピアノロールで確認できます。
拍子の部分がプログラミングするのがものすごく手こずりました。
しかしここまでくれば、あとはこれまでやってきたことの延長線上にあるので、MIDIファイルの出力は完全にできると考えてよいでしょう。
そして、5月に入ってアナログシンセの制作に入りました。これもまだテスト段階ですがいくつかの波形を編集して音を変えながら演奏できる状態にまで持っていけることを確認しました。
あとはやっぱりMIDIファイルの出力と同じように、これまでやってきたことの延長線上にあるので、やりたいと思ったことは時間さえかければ実現できるでしょう。
これで何をどうするというわけではありませんが、将来役立ってくれると思います。
実際、いくつか頭の中にはぼんやりとしたプロジェクトの形があります。
それらが目に見える形になって出てくるのは、おそらく秋に新しいOSが出たら、それへの対応を済ませたあとでしょう。
これからしばらくはGuitar KitにPiano Kit(日本語, English)にあるものと同等の機能を実装するための下準備をする予定です。ChartViewと呼んでいますが、選んだChordを一覧表示できる画面があります。それをGuitar Kitにも取り入れたいと思っています。
どうやったら見栄えがして、実用的で、楽に、速く、安定したものができるか手探りをすることになると思います。
そうしてできたアプリなんですが、例年なら秋のOS対応が終わってからのアップデートとなるんですが、今年はまだ未定ですが早い時期にアップデートするかもしれません。
まぁ、そのうちより満足度の高いバージョンがリリースされるということで。
ではまた!
おっと、ずーっとアップデートされていないPET Bottling(日本語, English)ですが、ご安心ください。アップデートする必要がなく、かつ正常に動いているのでアップデートされていないだけです。
おそらくこちらも今年終盤ごろから大きなアップデートをリリースできるのではないかと思っています。